カナダの大学紹介
アルバータ大学(University of Alberta)
アルバータ大学(University of Alberta)は、カナダのアルバータ州エドモントンに位置する、カナダ国内ランキング4位に評される名門州立大学です。エドモントン周辺に4つのキャンパスを持つマンモス校で、人文科学、科学、創造芸術、ビジネス、工学、健康科学などの分野で幅広い専攻科目があります。
設立年 | 1908年 |
種別 | 州立大学 |
生徒数(2023年) | 40,061 |
留学生数(2003年) | 2,500程度 |
公式サイト | アルバータ大学公式サイト |
アルバータ大学をお勧めする理由は、アルバータ大学は、高校の成績と英語のテスト(下記に紹介する英語テスト)の2点で進学が可能です。英語テストの成績が、大学入学の基準に満たしていない場合でも、高校の成績が比較的良い生徒であれば、条件付き入学が認められます。この条件付き入学が通称「Bridging Program」と呼ばており、大学で単位を取得するために必要な英語力を身に着けるためのプログラムで、このプログラムを修了することで、通常の大学のクラスを受けられるというものになります。ただ、この「Bridging Program」にも、英語レベルの条件があり、最低でも以下のレベルをクリアしている必要があります。
テスト | BP Stage 1 条件 | BP Stage 2 条件 |
Duolingo English Test |
総合点 80点以上 各セクションの点数 65点以上 |
総合点 95点以上 各セクションの点数 80点以上 |
IELTS | 総合点 5.0以上 バンドスコア4.5以上 |
総合点 5.5以上 バンドスコア5.0以上 |
TOEFL iBT | 総合点 40以上 バンドスコア12以上 |
総合点 53以上 バンドスコア14以上 |
Stage 1とStage 2を修了することで、大学入学が正式に認められます。Stage 1とStage 2を修了するには、約10か月必要になります。
「Bridging Program」条件に入学する場合、残念ながら入れる学部は限られているのが現状です。以下が「Bridging Program」を条件に入学を許可してくれる学部になります。
- Faculty of Agricultural, Life & Environmental Sciences (農業・生命・環境科学学部)
- Faculty of Arts (芸術学部)
- Faculty of Kinesiology, Sport, and Recreation(運動学、スポーツ、およびレクリエーション学部)
- Faculty of Native Studies (先住民研究学部)
- Augustana Campus (カムローズという町にある別のキャンパス)
- 統合生物学
- 科学・物理化学
- コンピュータサイエンスと数学
- 創造性と文化
- 環境科学
- 倫理とグローバルスタディ
- 法・犯罪・司法研究
- 経営学
- 心理学とメンタルヘルス
- サステイナビリティ研究
ブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia)
ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia、略称: UBC)は、カナダのブリティッシュコロンビア州にある、世界的に名高い大学の一つです。元をたどると、カナダのトップ校であるマクギル(McGill University)の分社校として開校した大学ですが、1915年に独立し6万人以上の学生が通うマンモス大学として知られています。
ブリティッシュコロンビア大学をお勧めする理由は、大学がカナダで最も暖かく最も人気のあるバンクーバーにあるという点です。西海岸にあるバンクーバーは、日本からの直行便もあり、アクセスが良いことと、またアジア人も多く非常に国際色が強い街であるという点も日本人留学生にとっては魅力の一つかと思います。
また、ブリティッシュコロンビア大学は、留学生も非常に多く、経済学や環境、教育、言語、美術など幅広く学べる総合大学になっています。また、この大学でも条件付き入学プログラム「Conditional Admission Program」というものが用意されています。これには、まず高校の成績が良くて、その年のブリティッシュコロンビア大学の受験生の上位50%に入っている必要があります。その条件をクリアしたうえで大学による詳細な審査を経て、「Conditional Admission Program」での条件付き入学が認められます。
(UAC Conditional Admission Program)
大きい学校ですし、留学生も多いため、日本人にとっても比較的入学しやすい学校かと思います。また、語学学校からカレッジに入り、ブリティッシュコロンビア大学を目指す学生さんも非常に多いです。
設立年 | 1908年 |
種別 | 州立大学 |
生徒数(2023年) | 72,535 |
留学生数(2003年) | 18,105 |
公式サイト | ブリティッシュコロンビア大学公式サイト |
ブリティッシュコロンビア大学をお勧めする理由は、大学がカナダで最も暖かく最も人気のあるバンクーバーにあるという点です。西海岸にあるバンクーバーは、日本からの直行便もあり、アクセスが良いことと、またアジア人も多く非常に国際色が強い街であるという点も日本人留学生にとっては魅力の一つかと思います。
また、ブリティッシュコロンビア大学は、留学生も非常に多く、経済学や環境、教育、言語、美術など幅広く学べる総合大学になっています。また、この大学でも条件付き入学プログラム「Conditional Admission Program」というものが用意されています。これには、まず高校の成績が良くて、その年のブリティッシュコロンビア大学の受験生の上位50%に入っている必要があります。その条件をクリアしたうえで大学による詳細な審査を経て、「Conditional Admission Program」での条件付き入学が認められます。
(UAC Conditional Admission Program)
大きい学校ですし、留学生も多いため、日本人にとっても比較的入学しやすい学校かと思います。また、語学学校からカレッジに入り、ブリティッシュコロンビア大学を目指す学生さんも非常に多いです。

トロント大学(University of Tronto)
トロント大学(University of Toronto)は、カナダのオンタリオ州トロントにある州立の総合大学です。トロント大学は、カナダのトップ校で、世界的にも非常に評価の高い名門大学であり、2022年のThe Times Higher Education World University Rankings of 2021[1]では世界18位(カナダ1位)、2021年版QS World University Rankings[2]においては世界25位(カナダ1位)と東京大学よりも評価の高い大学になっています。
トロント大学は非常にレベルの高い学校のため、高校の成績が良く、また課外活動など積極的に取り組んだ学生さんにはお勧めですが、そうでない場合は直接入学は条件付きであったにしても非常に難関です。
トロント大学に入るには、やはりオンタリオ州にあるカレッジにまずは入学し、そこである程度の英語力と単位を取ってから、3年生に編入するのが良いでしょう。ただ、カレッジにおいても上位5%に入れるレベルの成績を残さないと、なかなか入学は難しいでしょう。留学生でも入学チャンスは大いにあり、決して手が届かない大学ではありません。東京大学に受験して入るよりもハードルは低いのではないかと思います。(もちろん卒業するのは非常に大変ですが)
設立年 | 1850年 |
種別 | 州立大学 |
生徒数(2023年) | 61,690 |
留学生数(2003年) | 上記の約25% |
公式サイト | トロント大学公式サイト |
トロント大学は非常にレベルの高い学校のため、高校の成績が良く、また課外活動など積極的に取り組んだ学生さんにはお勧めですが、そうでない場合は直接入学は条件付きであったにしても非常に難関です。
トロント大学に入るには、やはりオンタリオ州にあるカレッジにまずは入学し、そこである程度の英語力と単位を取ってから、3年生に編入するのが良いでしょう。ただ、カレッジにおいても上位5%に入れるレベルの成績を残さないと、なかなか入学は難しいでしょう。留学生でも入学チャンスは大いにあり、決して手が届かない大学ではありません。東京大学に受験して入るよりもハードルは低いのではないかと思います。(もちろん卒業するのは非常に大変ですが)
